anatofuzのなんかそういう感じ

インターネットアイドルの日常だと思って書いてます

最近見た映画

映画大好きポンポさん

pompo-the-cinephile.com

原作はネットで話題になったときに読んだので、2巻以降の記憶はあまりない状態で見に行った。 座席の獲得が遅かったので久しぶりに最前列で見た。

原作のポンポさんはもう少し映画を「ポンポさんに向けて」作ることにフォーカスされていた気がする。 そのためラストの上映時間が90分というのが、この映画を90分以上の映画を嫌うポンポさんに向けて作ったというところの輪郭がはっきりしていた気がする。

対して映画版のポンポさんは、もちろんポンポさんのためには作っているのだけれど、同じくらいジニーくん自身など、映画に関わったすべての人のために作られている感じがした。また映画オリジナルキャラのアランくんが、創作者としての目線以外での映画への関わり方を代弁していて、漫画とは違った側面が強調されていたように感じる。

映画を題材にしているからか、ものづくりを題材にしているからか、ポンポさんの映画はストレートに自分の中に響いて来た。 多分1番好きな映画のグループの中の1つになったと思う。

そういえばパンフ買おうとしたらナイトショーだったので売店しまってて買えなかったのだった。買わないと。

ウィッカーマン final cut

ウィッカーマン final cut | 京都みなみ会館

ミッドサマーが話題になっていたときにたまにTwitterで見た系のカルト映画。 1973年の映画だったけど奇跡的にネタバレを回避していたのと、たまたま京都みなみ会館でやっていたので見に行った。

作品としては宗教を扱っているものの、よくありがちな圧倒的な暴力で支配してくるタイプの宗教ではなく、自分が受け付けないタイプの異教集団と数日一緒に過ごすドキュメンタリー的な感じを受けた。 つまり作られたような違和感(雄叫びを上げながら血祭りにあげるなど)がなく、ねっとりした違和感というか気持ち悪さを永遠と見せつけてくる映画で他に見ない出来だった。

途中でウィローが全裸で壁叩きながら歌を歌うシーンはめちゃくちゃ良かった。こういうの好き。

見たバージョンは最長バージョンと市場に出回っている通常バージョンの間のfinal cutだったのだけど、通常バージョンを見ていなかったので違和感はなかった。その後U-NEXTでウィッカーマンの通常バージョンを見たら、話の運びの順番は違うはGently Johnnyのシーンはないわでなかなか厳しかった。監督の意図が伝わりやすいのはfinal cutなので今後見るならfinal cutを見るのをおすすめしたい。

とはいえ日本ではウィッカーマンfinal cutの円盤や映像を見ることは出来なくて、ヨーロッパに流通しているBDを買わないといけない問題がある。 パンフには日本語訳の字幕が全部乗っているので、海外のBDを買ってもちゃんと見ることができそう。 出来たら日本版でBD発売してほしい。

ゴジラvsコング

ストーリーの細かいところを突っ込むと色々難はあるけれど、「細けぇことはいいんだよ!!!俺達が見たいのは怪獣プロレス!!!」というときに見ると最高な気分になる映画だった。詳細はあとで書こう。