anatofuzのなんかそういう感じ

インターネットアイドルの日常だと思って書いてます

ゼイラムみた

というわけでゼイラム見ました。実際に見たのは先週です。

気になってはいたけど見てなかったんだけど、雑に調べたらアマプラとU-nextで配信しているから見た。 なおアマプラでの配信はもう見れなくなっていた。今から見るならu-nextかBD-Boxを買いましょう。

ゼイラムは1991年に撮影された映画なので、id:anatofuzは生まれていない感じ。 僕が知っている特撮で言うと真・仮面ライダー 序章は1992年なので昭和の特撮の終盤という雰囲気がある。 実際ゼイラムアバンタイトルの直前くらいの昔の秋葉原を鉄平と神谷さんが動き回るシーンはかなり昔の風景として今は映る。 秋葉原がオタクの街ではなくちゃんと電子部品街している感じだし、車はシートベルトなし、タバコはマッチみたいな世界観。途中で電話ボックスで彼女に電話をしているのも時代じゃんという感じがする。 ゼイラムはCGを多様していて、特にボブのCGとかはまぁ荒いポリゴンという感じなのだけど現代でも許せる感じ。 PS1に出てきたCGといえばわかりやすい気がする。

とはいえ風景はまぁ古いのだけれど、それ以外には特別古さを感じなかった。 低予算ながらもイリアの基地や武器、防具などはディテールが素晴らしかった。 特にお経みたいなのを唱えながら、能面の顔とセットで歩く虚無僧のようなゼイラムは痺れる物がある。

ゼイラムとイリアのアクションもめちゃくちゃ良くて、ゼイラムの動きが最近の特撮では見られないゆったりとした動きなのだけれど、その分ゼイラムの強さみたいなのが伝わってくる。 イリアも生身のアクションが多くて「かっこいいヒロインはやっぱいいね...」と感じた。 あとは爆破シーンもちゃんとしていて良かったですね。やっぱり爆破は正義だと思う。

低予算を感じさせるシーンとして、ビールケースの中にゼイラムが埋もれるシーンと、爆破している間を原付きで走るシーンがあったのだけど、アレは街がゾーンと化したゼイラムの設定とマッチしていて映像の説得力と面白みが両立していて技術を感じた。こういうのいいですね。

ゼイラムは2とアニメが出ているので近いうちにみたい。2はU-nextでレンタルするかBD-Box買う/レンタルだな。