anatofuzのなんかそういう感じ

インターネットアイドルの日常だと思って書いてます

竜とそばかすの姫見に行った

竜とそばかすの姫見に行ってきました。IMAX終わりかけで8:20からの回だったので朝早かった。

歌は全編めっちゃよくて、特に出だしの「U」が良かった。これは劇場の音響で聞けてよかったね。

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他はそれっぽいゲームのパロディーシーンや、違和感ない専門用語などがあって見てて面白い映像が多かった。 Uの作り込みはIMAXのでかい画面で見るべきじゃんというほど圧巻だった。

それはそれとして話の内容としてはちょっと微妙かなぁという気持ちになった。 Uの中の歌唱シーンが良い反面、日常パートとかだと間延び感がある。 まぁあの間延びした日常こそが我々の日常じゃん?と言われるとそう...。

他は表現したいことの点の主張は強くて理解できるのだけど、色々とそれっぽい要素を散りばめて入るけど回収されないものが多かったなと思う。 例えばすずの家の犬があからさまに怪我しているとことか、幼馴染との関係性がいまいち見えないとかがあった。

後はなんか「これが言いたいんです!!!!」ってのがあからさまに多くて、話の筋が時々強引になってる感じがした。 中盤のダンスシーンはあからさますぎるくらいに「美女と野獣」オマージュだし(そういえばヒロインもベルで共通してる)、すずが母と同じく人助けをすることで成長するみたいなところの言いたいことは大分伝わっているけど、前後を見ると突然すぎない?みたいなところがあった。 美女と野獣のオマージュシーンは、美女と野獣やりたかった以上のものがあまりなく、現実世界とUの中で美女と野獣の野獣ポジションが交代しているとかのシーンが見たかった。 全体的に竜と幼馴染が話を進行させるためだけに役割が与えられている感じがして違和感があった。

特にラストで素顔のまま歌った後、クジラに乗るとベルに戻ってたのは!?となった。素顔で歌っててほしい!!!!

終盤の電車とバスで救出作戦もまぁ急いでいるのか急いでいないのかわからないのと、こういうときこそUを使おうよみたいな気持ちになった。

というわけでまぁ曲と映像は良かったのだけど脚本がな〜〜となる感じだった。サントラはほしい。